「アンテナは立ってて、電線も壁に入っているが、家の中のどこにもテレビジャックがない」 と
お客さんから連絡を受けました。
行ってみました。
…確かに。
家を購入されたとき、不動産屋さんからも 上記のようになっていますと聞いて、了承のうえ購入されたようです。テレビは見ないつもりで。
このたび、テレビが必要になり問題が発生した模様です。
良く見ると、アンテナのマストにブースターの受信部がついていました。
「ブースターの電源部は預かっていますか?」 一応聞いてみました。
「いいえ」 予想した答えです。
他のお客さんのお家からアンテナを撤去した際に、古いブースターも含まれていたので、お客さんの了承のうえ、ブースターの電源部を使ってみました。
問題はいくつかありました。
1、メーカーは一緒か
2、型番は一緒か
3、本当に使えるのか?
試しにつないで視聴してみると…
デジタルアンテナレベル65でした。 十分です。
「今後、どうなるか保証はありませんが、見れるまで使いますか?」「ブースターの費用はいただきませんので」
「使います。」
ということで、壁に入っているところで電線を切断、接栓でつなぎ、必要な部屋まで配線。屋内にはエアコンの配管穴から入れて完了です。
作業は 訪問から2時間で完了しました。
ちなみに、お客さん宅の子供たちは 嬉しそうに、食い入るように 液晶テレビを見ておられました。
昭和初期の後継を見ているかのようでした。
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