2008年10月15日水曜日

接地抵抗測定

関西AHの接地抵抗が悪くなったとの報告を受け、再度RBC側として調査に行きました。
報告のとおり、1箇所はすごく悪くなっていました。
しかし、他は報告とは裏はらに A、C種 0.7オーム  B種 12オームとめちゃくちゃよかったです。

そこで値が変わった理由の仮説を立ててみました。
1、接地抵抗計のレンジの読み間違い。  ×1  ×10  ×100とある場合注意です。
2、補助極の設置場所。  どこに打つかで値が変わるのではないか。
3、補助極の順番間違い。  C極と P極を間違えると とんでもない値になるときがある。


何はともあれ、当日の調査ですべてを解決することが出来ました。 これはありがたい。    

2008年10月12日日曜日

関電申請

今月の10日に伊丹KHの本設の申し込みに行ってきました。
そこでの申請プチ情報を投稿します。

まず、低圧引き込みでCT無しにする場合、以下の条件が当てはまる必要があります。
電灯の場合は 契約電力25KW以下でなおかつ60SQ以下、メイン175A以下
動力の場合は 契約電力46KW以下で60SQ以下です。

エコアイスを入れる場合は メーターは動力設備と蓄熱設備の2つ必要。
だから、メータースペースを余分に設ける必要があります。(ただ、エコアイスミニの場合は動力設備のメーターと一緒でいけます。)引込み線はそれぞれ単独で受電点まで配線してもよし、メーター1次側で動力設備と蓄熱設備用の幹線を端子分けしてもよしです。

エコアイス申し込みの場合は 機器の仕様書が必要です。今回、前日に準備万端と意気揚々と窓口に行ったらその仕様書は内機の仕様書で外機分が抜けていました。恥ずかし!!

申し込みをする際の機器の容量を書く欄がありますが、エアコンをそこに含める場合は、
動力機器は圧縮機の数値およびそのファン、ヒーターの数値がいります。そして、内機のファンおよびヒーターの数値がいります。 それがマルチの機器ならその系統の分全部が必要。
電灯の回路でエアコンがある場合は消費電力の数値が必要。冷暖の機器なら消費電力の大きいほうで申請です。

申請の際に 契約電力を関電が計算しますが、計算の方法は規約やホームページに載ってます。
ちなみに、動力機器の場合、仕様書に掲載の容量に一定の割り増し分を掛け、その容量の大きい分から容量圧縮、台数圧縮がかかって決定します。が、マルチエアコン(動力の1:1のエアコンも含む)の場合、その系統に含まれるものをすべてあわせて1台となります。これで、容量圧縮と台数圧縮がかかりますのでご注意。

重量電灯B契約の場合も約款にあるとおり。コンセント、電灯の数で基本の電力が決まり、後 付随する500w以上の機器の容量を足して容量圧縮がかかります。このときも、モーター類には一定の割り増し係数が負荷されますのでご注意。

でも、こんなことあんまり気にせずに普段の申請はOKでしょう。今回は電灯+動力を50KW以下に抑える必要がありましたから、結構シビアに計算 計算 計算 しました。
もし、お手伝いさんがいるような大豪邸や 工場など申請するときは参考にしてください。


あっ それと 受電点の位置についても聞いてきました。
基本的には 引き込みを行う電柱の最寄の場所に設けるのが最善ですが(関電的には)、こちらの都合で同敷地内でも中間分岐で任意の場所にすることは可能です。ただ、申請電柱番号は受電点から最寄の電柱にする必要があります。

長くなりましたが、参考までに