2011年7月26日火曜日

地デジが映らない  フィーダー線

2011年7月24日
アナログ放送が終わり、 あら!?と思われたご家庭も多かったかと思います。

お客さんの中には、地デジチューナーをかっていたもののつないでも映らなかったご家庭もあったかもしれませn。


お客様Sさんから電話がありました。
「地デジが映らない!!   ●シンさんに診てもらったらここは映らないって言われた!協聴なのに」

よく話を聞くと、4部屋あるうち1部屋は映っているらしい
予想は色々立ててみましたが、実際見てみないとわからない。  訪問することにしました。

行ってみると
宅内の配線は300Ωのフィーダー線でした。

確かに1階の部屋は値が出ません。
他の二部屋を見せてもらいました。

すると   プラスチック アンテナアダプターが先についていて、そこから、同時に隣の部屋にもつながっていました。
アンテナアダプターの使用は問題ありませんが、問題はそこから他の部屋に送っている事。
そして、根元がねじれていて 電線がアダプターの手前でショートしている事でした。


ねじれを解消し、分配器を設置すると2階の問題は解消しました。


でも、問題は1階です。
2階の問題を解消すると1階もOKかと淡い希望を抱いていましたが、全く変化がありません。

もしや思い、協聴の保安器の近辺を確認すると、1本だけつながっていない電線がありました。
導通を見てみると、まさに該当の電線でした。
そうです。全くつながっていなかったのです。
それで、保安き近辺に分配器を設置し、つなぎこみました。

ただ、ここでまた問題が
フィーダー線が風化して劣化している事です。
特にフィーダー線はポリエチレンなどの素材が使われているので、耐侯性が弱いです。
電線の曲がる角度により、アンテナレベルが大きく変化するのです。

今は一先ず観れるようにしてほしいと言われていたので、お客様には、今後電線のやりかえをすることをお勧めし、今のところは様子を見ていたいただくようお伝えしました。


教訓は
今までアナログではなんとか見れていてもデジタルでは見れないことがある

電線の処理はきちんとする必要がある

必要な機器はケチってはいけない。

確かにTVアンテナ設備はお金がかかりますが、きちんとしないと、不安が払しょくされずひやひや画面を見ないといけないかも知れません。

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